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想定読者は記憶をなくした自分。
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昨日に引き続き映画「魍魎の匣」、今日は上映前の舞台挨拶について。

以下、出てきた人と印象に残ったコメントを記します。敬称略、「役名:役者名」。(括弧)内は筆者による補足。

中禅寺秋彦/京極堂:堤真一
関口巽:椎名桔平
榎木津礼二郎:阿部寛
(主人公3人の役者さんは皆同じ歳らしい。アドリブ満載、結構ノリノリで撮っていたようだ。椎名さんのコメント「バトルはなかったね?まぁ僕が気を使う役なんですけれど、現場でもいろいろ気を使ったんですけど…」に笑った。どこまでも関口君だw)

中禅寺敦子:田中麗奈
柚木陽子:黒木瞳
 「良かったことは「魍魎」という漢字が書けるようになりました。困ったことは、箱を見ると捨てられなくなって、どんどん家にたまって行って・・」(匣に取り付かれてるよ黒木さん! あと、原田監督の設定では陽子は「3流映画の中の3流の女優」だそうな。そうかな?そうかも。)
柚木加菜子:寺島咲
 「皆さんアドリブを多く使っていらっしゃるのでついてゆくのがやっとでした」
楠本頼子:谷村美月
 「アドリブをあんまりやったことがなかったんですけど、監督に『アドリブで埋めて』って言われて、それで、台本にひたすら自分が言うアドリブを書き込んで覚えました」(←それはアドリブではないのでは…w 制服のまま来てて可愛かったー)
久保竣公:宮藤官九郎
 「やってる最中は台本のト書きに"圧倒的な美貌"みたいなことがかいてあって、えーって・・まあメイクさんとか色々やって頂いてなんとかなったのかなと思うんですけど、なんか意外ですよね僕。インターネットとかで製作発表とか出てて、なんかクリックしたらそれに対していろんなコメント見たんですけど、まぁ酷いことがいっぱい書いてあって。なんでだーみたいな、久保竣公が、 エーッみたいな、……ふ ざ け や が っ て!(会場爆笑)はい。見て欲しいです。」
美馬坂幸四郎:柄本明

原作:京極夏彦
 「(隣にいる谷村美月を見て)この子を、あんなことに…!全部僕が悪いですから!小説は3ヶ月で書いたのに映画は1年かかったようで、悪いなぁ、申し訳ないなぁと。でも出来上がった映画は非常に情報量が多くて、得をする映画です。2時間くらいの尺なんですが、見た人は3時間以上みたような疲労感を覚えるという。ですから1回見たら1時間、2回目は2時間、10回目は10時間、24回見ると丸一日得をするという、ですから試写をご覧になっただけでは足りません。ぜひともお金を払って何度でも・・」
監督:原田眞人
 「今、京極先生に言われてしまいましたが(隣の寺島咲を見て)ぼくもなんということをしてしまったのだと」(あとはいろいろ宣伝)

※宮迫(木場さん役)きてなかった…(´・ω・`)

クドカン、あの大ブーイングをわざわざネットで検索して見ていたとはww それで結構悔しかったらしいw しかし、クドカンの気持ちも「エーッ!」って言ってた人たちの気持ちもよく分かるなぁ。まぁ結果は見てのお楽しみということで!

12/22、初日舞台挨拶は新宿ミラノ座にて。チケットぴあ限定で前売り売ってるよ
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必死に走ってなんとか間に合いましたよ、「魍魎の匣」ジャパンプレミアという名前の舞台挨拶付き試写会に! 一回の応募で何故か2通当たったので、1通は最近近所に越してきたML仲間に差し上げたところ「よみうりホールでジャパンプレミアって寂しいですね」という鋭い指摘を頂きました。むぅッ…!確かに。

舞台挨拶などについては余力があれば明日以降にUPするとして、まずは映画本編について。
自分は原作小説とイメージが違ってしまう事が嫌だったので「姑獲鳥の夏」は見ていません。特に宮迫博之が木場刑事っていうのがなぁ。木場さんはあんなに線が細くない筈なんだけどなぁ。しかし「魍魎の匣」については人物描写やストーリー、そして何よりあの(誰が何と言おうと!)美しい結末が余りにも好きなため、我慢できずについ見てしまいました。

…すみませんでした。こんなに金と手間暇が掛かってるとは知りませんでした。これはとても丁寧な作り。カット一つ一つが絵としてよく計算されていて120分超なのですが無駄もなく、雰囲気に飲まれて「宮迫の木場さんもこれはこれでアリだわ」なんてつい納得してしまいました。
特に Occupied Japanを表現するための、前半の上海ロケが凄く良い。反面、研究所の描写が狙ったようにチープだったりして、力はあるんだけれど、どこかサブカル臭さから抜け出せない原作の味が壊れていないと感じました(誉めてます)。

但し、宮藤官九郎の「久保竣公」役はちょっと賛否両論かも知れない…。これを許せるかどうかで評価が変わると思われます。

因みに、連れは京極堂について知識ゼロ!なのですが人物の相関関係やストーリーもしっかり理解でき、金出して観ても良かったと言っていたので、京極初心者の方でも恐らく安心。

よみうりホールは映画館としては全然ダメで、特に音響にストレスが溜まったので金払ってまた観直すかも。あと、上映後に連れの女性に「推理小説だと思って読むとアレなんだけど、文体とか主役のキャラとかが面白くてね…」と必死に説明していた客のお兄さんに笑った。お互い気を使うねえw【映画感想】




柴犬と陸自のチヌークにほだされて、前売まで買って行きました。しかし困りました。高嶋政伸(J官役)が困った顔をする度に「姉さん、災派です」と脳内でアテレコせずにいられない自分に困りました…orz

それはともかく、実は今まで何故犬一匹のニュースが地元でこんな大騒ぎになるのか理解不能なところがあったのですが、これ見てやっと腑に落ちた気がする。人は死ぬわ、鯉は死ぬわ牛は死ぬわ、田圃も家も何もかもなくなってもうあんなところに人なんか住めないと誰もが思っていたところに「そーでもないよ?」と言ってくれたのがあのワンコなわけだ。
うわぁ。自分は生きてるうちに首都圏直下型は必ず来ると信じていて、覚悟が出来ているつもりになっていたけど全然分かっていなかったみたいだ。軽くショック。
劇中でも「何故犬を置いて行かなければならなかったのか」についてやたらと丁寧に説明しなければならないという点も含めて、当事者以外はちょっとボケちゃってるところがあるのかも知れない。自戒。

客層は子供連れも多いのですが、被災シーンは結構怖いので子供のトラウマになる可能性もあり。

尚、陸自は相馬原の第12旅団を中心にかなり協力的っぽいもよう。CH-47J(チヌーク)JG-2357、2967のみナンバー確認。部隊章はこんなのが拝めます。
あとは野外炊具なんかも。←移動式のでっかい鍋釜だと思えばいい。これ、もっと圧力かかるようにした方が良いと思うんだよね。朝霞の広報で年に一回くらいこれで炊いたカレーを食わせてくれるのですが、正直言ってすばらしく美味いという訳には…。勿論被災者はそんな贅沢は言わないでしょうけど。(因みにコイツも何年か前に汚職で逮捕者を出したことがある。懲りないなぁ防衛省…)
それからblog partsがあったので貼っておきますね。重いと困るので隠しておく。柴犬好きは覚悟の上遊ぶべし。【映画感想】
過去記事に於いて映画「300」と関連して読みたかった「ブラック・アテナ」の解説本が出たときいて、図書館で借りてみた。
すごく…読みにくいんです
確かにマーティン・バナールの「ブラック・アテナ」とその反論本、更にバナール自身による再反論本の解説書ではあるのだけれど、岸田氏本人の考察との境界が分かりにくくてすぐ論点を見失いそうになる。もう本編はトピック毎に一覧表にまとめてもらって、持論は残りページで勝手にやった方が良かったんじゃ…w
あと、著者本人は歴史や言語の専門家ではなくて心理学者なんですねえ。そのせい、とは言いませんがリンク先のAmazonレビューにある指摘以外にも、アパルトヘイトは人種差別ではなく経済問題じゃねーの?みたいなツッコミ所満載。良い着眼点もあるだけに惜しいです。
まぁ一言でまとめるならば「全ての歴史は mythである」ということで。

あと、一つだけ気付かせて貰ったことがある。日本の子供達が使う歴史の教科書には、「欧米がまとめた世界史」が無批判に丸写しされているという点。(そういえば昔はピラミッドを造ったのは奴隷だって教わったよな。大嘘だったんだけど今は訂正されてんのかな。)これって実は怖くないか? 言っちゃ悪いけど、これに比べたら沖縄集団自決論争なんてのはまだ些末な問題だよ。これは今後十数年の利害が絡んでるだけだが、大きな世界史教育が偏向してるというのは今後100年の世界のあり方に影響する。ただ、これを論争にしても金にならないから誰も何も言わないだけで。なんだかねえ。まぁせいぜい気を付けましょうかね。
京極夏彦原作「魍魎の匣」のジャパンプレミア(という名の舞台挨拶付き試写会)が当たったよ!今日、招待状代わりのハガキが届いてたよ゜+.(・∀・)゜+.゜ヒャッホーイ! 12/11(火)17:30開場、18:15開演だよ!
…このハガキを受け取る一時間前に、11日の17:00で仕事入れちゃったんですが…orz

いや、まだあと一週間ある! 幸い、今回は先方がうちの事務所まで来てくれる。事前の準備と根回しでミーティングの時間短縮はできないか。そして職場から会場までは走って10分。考えろ、考えろ自分・・・!
なんかもうshamr必死だな!って感じですが、何故なら京極堂の中でも一番好きなのであります、「魍魎の匣」。「うぶめ」や「てっそ」では変換する手間を惜しんでしまう自分ですが、「魍魎」はかなりツボった。誰が何と言おうと美しいのです。あれはひたすら純粋な愛の物語なのであります。そして木場さんの兄貴っぷりがシヴいのであります(出たよ本音)。これは本気で行ってみたいー!

ギリギリまで調整しますが、ダメだったら誰かに譲るかも試練。
その時は嘲笑ってください…(´・ω・`)

何事もなかったかのように今日見た映画のことを書いてしまう卑怯者です。だって明日の献血の予約をしてしまったので、今日は早寝しなきゃいけなくてネタを練る時間が…(言訳モード)

というわけでゼメキスの撮ったフルCG・3D映画ベオウルフです。一応英文学でもあるわけで、なんだか学生時代を思い出すなー。3Dと言っても、日本の殆どの小屋では自分が見たところも含めて通常の2D上映。どうしても3Dが良い人はワーナーマイカルへ。

さて内容。3D映像で客を驚かせる仕掛けは丁寧にやってる一方、それ以外の細かいことが疎かになってる気がします。話は単純なんだから、人間同士のドラマをしっかり書き込むまないといけないのにそこまで気が回りませんでしたって感じ。役者の芝居をベースにしたCGの割には、紙芝居っぽく感じるのはそのせいなのか!?

こういう素材が好きな人は行く価値はあるかと思いますが、叙事詩ではなくマンガである、という点に注意が必要です。見た後に不思議なほど何も残らないので、見てる間だけ派手に楽しめればOKという人もどうぞ。【映画感想】

時代が違うけど、欧州伝承モチーフの映画だとこれは忘れられないなー。
ヒロイックだと思われがちなアーサー王伝説なのに、内容はむしろ人間関係の
複雑さが前面に出ていて、やたらと暗く、陰惨。そして何故かリアル。
流石にその夜は悪い夢を見ましたわw
同時購入した「トランスフォーマー」のスコアサントラ盤をさしおいて、ずっーっとぐるぐる回ってたのがコイツです。
B000089RV6 Back in Black  AC/DC 新品 ¥1,822  リンク先で試聴も可能!

購入したのは紙ジャケット仕様のデジタルリマスター版(日本盤は2008年1月発売予定)、白抜きのロゴが入っているのは従来版なので間違えないように注意。
紙ジャケ写真
で、今回の紙ジャケの何が良いって、オリジナル盤の再現性が高いこと!ロゴとタイトルがちゃんとエンボス加工になってるぅ!
中身もキッチリ見開きだし、スリーブからブックレットタイプのライナーが出てくるところもよくできてる。この写真懐かしいなー、他にロクなプロモ写真がないのかよく使いまわされていた…。


見開きジャケットこのアルバムのキモは、徹底してソリッドなロックで、見事な程に無駄がないところ。当時のアメリカで売れるハードロックってどれも大味でしたが、その中でも徹底してドライだったのがコイツらでした。
pull it, pull it.  Pull the trigger!


もう何も考えなくていいから、ネバダの砂漠の真ん中をでっかいトラックでブッ飛ばしてる雰囲気で聴くといい。だけど一点だけ惜しいところがあって、CD故にA面・B 面に分かれていないこと。アナログ盤だと「さぁもう一回聴くかー」と盤面をひっくりかえしたところで、かすかに乗るノイズ→無音部分→遠くから鐘の音(A-1 Hells Bellsのイントロ)という流れでもう卒倒しそうなほどゾクゾク来たわけですが、今日日の子供たちはそんな体験もしないわけだ…。哀れな。
でも、普通に聴いてもレッチリとか好きな子は結構気に入るかもね。
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