忍者ブログ
想定読者は記憶をなくした自分。
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

今更感もありますが昼間、タグふれ経由でお話させて頂いた方とこの本の話題になったのも何かの縁ということで【映画感想】
トランスフォーマーゴースト・オブ・イエスタデイ
(早川文庫SF)

映画版のプレストーリーにあたるお話。映画本編のノベライズにあたるものも合わせて2種類出てますが、こちらは「ゴースト・オブ・イエスタデイ」というサブタイトルが目印です。

時代は東西冷戦真っ盛りの頃。地球人とセイバートロン人の邂逅と、何故彼らが地球を目指したかという、映画を観る上では別に知っていなくても構わないんだけど映画を観て気に入ったなら読んで損なしという内容。

・癖の少ない(読みやすい)翻訳文
・登場人物名はアニメ版準拠
・各TFの口調、行動ともに偽物感なし。あぁコイツならこう言いそう、といちいち納得
・巻末にアニメ版の歴史解説も付いてる親切設計

というわけでファンブックの一種としても当たりの部類かと思います。
映画だけだとセリフが殆どなかったデ軍側、特にバリケードやらブラックアウトの性格は掴みにくいと思うんですが、そのへんが補完されているのが何より良い感じ。個人的にはスタスクの質問をバリケードがさりげなく無視するあたりが印象強いです。こいつらの間にある空気ってこんな感じなのね…とストンと納得した。他にも見せ場があって、言いたくて語りたくて仕方ないんですがこれ以上は何を書いてもネタバレになりそうなので中止。

人間パートについては全体の約4割って感じで、映画と同じくらいのバランスでしょうか。劇中の時代を反映して、敵役は寒い国から来たスパイになってます。しかしこの設定、10年前なら「東西冷戦かぁ、そんなこともあったねえ」で済んでいたと思うんですが、2007年の今読むとちっとも笑えない。この本を読んでいたのと同じタイミングでこんな記事を見ちゃうとどうもね…「ロシアの北極海大陸棚戦略」(business-i.jp)
(紙に書いたいた約束さえ守れない連中のやることだけに)これは怖い。もしかして本気か?
※佐藤優氏も対ロシア発言(特に肯定的な時)では3割くらい割り引いて読む必要がある気がするのですが、一般マスコミとは違う嗅覚のニュース選択はありがたい

今回がそうだと言ってるわけじゃないけど、ハリウッド映画って国のプロパガンダみたいなところもありますからね。ゴジラ&ヤマト論の佐藤健志氏あたりが「トランスフォーマー」で一発何か書いてくれたら、いろんな意味で楽しそうだ。 ※因みに同氏は「正論」10月号(sankei.co.jp)に「妖怪映画と家族再生」を掲載中


とりあえず自分は、TFパートのところに付箋つけて通勤時にそこだけ読み返したりしています。片道10分もないけど、なんか幸せ
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
 ←非公開コメントにしたい場合は□の中にチェックを入れてから「送信」を。
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
※頂いたTBはすぐに表示されません。夜間バッチ処理wをお待ちください※
また、当記事への言及リンクがない記事からのTBは表示しないことがあります
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
日付が変わる頃活動中
mypageへテレポート
遠征のお供♪

コロニーな生活☆PLUS

独立までサポートするよ!
shamrの監視所(はてブ
国際、軍事タグ増殖中
short cut
次回出撃予定
01/10:習志野
最新コメント※返信済みのものにはアイコンが付くよ
最新トラックバック
ブログ内検索
thank you! (`Д´)ゝ ビシィ

Copyright c [ shamr_blog/チラ裏風味 ] All rights reserved.      Designed by : Design up blog (Thank You!)
Commercial message : 忍者ブログ      Special Thanks : [PR]
new/admin