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想定読者は記憶をなくした自分。
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洞爺湖サミットと共に新千歳空港(多分)のプチ航空祭も終わった頃でしょうか。見た目が普通でも、政府専用機は各国空軍所属の立派な軍用機。地元の人いいなぁ~。超厳戒体制で近づけなかったとは思うけど。

というわけで任期切れ間近の子ブッシュに今来られてもどういう意味があるのか分からない今日この頃ですが、この映画も、大統領選挙が近くなるとザクザク出てくるアメリカ自虐映画の一つということで良いと思います。→概要(goo映画)
実際にあったイラク帰還兵の失踪事件をベースに、謎解きでストーリーを引っ張りつつ、遠い砂漠の国の戦争で傷つけられる人の心を丁寧に描いています。

戦場のシーンは1カットを除いて、全て派兵に行った息子が携帯で撮った動画の中でのみ語られており、それが逆に内地にいる我々にはリアリティを感じさせてくれる。携帯動画の中の非日常、事件を追いながらも父親が淡々と繰り返す日常。父親役のトミー・リー・ジョーンズのギリギリまで押さえた芝居が、強く重く、見る人の心を打つ力作です。

こんなに良い内容なのに、上映館も少ないしすぐ終わっちゃうんだ。有楽座なんか行くのは10年振りくらいじゃないだろうか。

久し振りに他の人の評価が気になって少し巡回してみましたが、思想の左右を超えて訴えるものがある映画なので、”自虐に見せかけたアメリカマンセー映画”という先入観を持って見るのはかなり勿体ない。逆に、自分のように普段からコンサバ寄りで、9条信者が念仏唱えてるみたいな反戦映画をバカにしている人の方がいろんな意味で楽しめるかも知れません。ガツンときたよ。うん…。

中でもこちらの評は面白い。成程ね。確かにあの刑事は結果として無能なのだけれど、恐ろしいのは、その時その時では特に間違った選択をしたようには思えないこと。クレ―マーをあしらうのも、「至急」って書いてない書類を後回しにするのもごく普通のことですもんね。普通の人が、最善と思われる選択を繰り返した結果が今の世界なわけで。……何もかも捨てて助けて!って言いたくもなるよねえ?【映画感想】
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