想定読者は記憶をなくした自分。
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もうお話したことのある人もいるんですが、今日はゴスロリな着物を作ってる人の話でもしましょうか。
作家名「井尻学」、ブランド名「無学坐」。シンボル「蝙蝠」。イメージカラー:赤、黒、ベージュ系の茶、ミント青。モチーフの基本は蝙蝠、スパイダー、アールヌーボー、ゴシック、記号等。
元々古典柄を描いていらしたらしいのですが、試しに前述のようなコンセプトでご自分のお好きなものを作ってみたらほぼ完売!したそうで、それ以降はこの路線だとか。でも蝙蝠って一見奇抜だけど、日本と中国では昔からある吉祥柄ですもんね。(蝙蝠は長寿の鼠だとか、「蝠」の字が「福」に似てるからとかそんな理由。)
価格帯は作家さんの見立て&諸経費&自己満足代などコミコミでフルに揃えて50万前後…?というわけで、ちょっと体型が変わったら着られなくなる海外ブランドのスーツよりはお買い得と言えるのか、顧客は若い子も多いです。でも色調が渋めだから、年輩の人でも充分いけるかと。
この道26年(だっけ?)とのことなので少なくとも若造wではないのですが、見た目は細身のアントニオ・バンデランスで、着てきてるジャケットの背中がスカル柄で、クロムハーツ系が好きで、ラテン系なのに京都弁でオヤジギャグ。自分も以前から「レオパード柄の小紋」などを見かけて、あぁ、これ長羽織にしたらイケそうだなぁ…なんて心の中でヨダレ垂らしていたのですが、生憎とウチの師匠の趣味ではないばっかりにいつも悲しく素通りを…。しかし縁あって一度一緒に仕事をしてみたら、なんと、あのウルサ型のうちの師匠が沈黙ですよ。とにかく井尻氏の直感力が凄いんだわ。反物の状態で「これはないわw」と思うものが、着る人の個性と組み合わせ次第で次々に大化けする様を間近で見て、自分も良い勉強になりました。
呉服屋のサイトにもあんまり情報がないので、画像については個人の方のblogを晒すことになりますがご容赦ください。おいらは折角写真を撮る機会があったのに、携帯しか持っていなかったせいで悲惨なことになってます。携帯写真は目の保養とは行かないかも知れませんが、お楽しみください。 http://plaza.rakuten.co.jp/mirabluemoon/diary/200602220000/
http://shuvi-do.jugem.jp/?eid=783
http://marokubi.blog103.fc2.com/blog-entry-275.html http://blog.livedoor.jp/iety77/archives/50755326.html
左上:白地にフェザー柄の小紋と黒い帯。丸く見えるのはスタッド
右上:分かりにくいけど蝶の小紋&お揃いの帯
左下:薔薇の訪問着と、シャンデリア柄の袋帯を角出しで。背中の柄がこんな豪華なのに、前から見ると胸の部分は無地。なので袖口の柄がすごく映える。で、視線を下にやると、裾は下前(通常は見えないところ)にまでゴージャスに柄が!これは良かったわ~。
右下:ご本人がshamrに見立ててくれた小紋は記号柄でした。なんで顔見ただけで好きそうなものがバレるんだろうw
作家名「井尻学」、ブランド名「無学坐」。シンボル「蝙蝠」。イメージカラー:赤、黒、ベージュ系の茶、ミント青。モチーフの基本は蝙蝠、スパイダー、アールヌーボー、ゴシック、記号等。
元々古典柄を描いていらしたらしいのですが、試しに前述のようなコンセプトでご自分のお好きなものを作ってみたらほぼ完売!したそうで、それ以降はこの路線だとか。でも蝙蝠って一見奇抜だけど、日本と中国では昔からある吉祥柄ですもんね。(蝙蝠は長寿の鼠だとか、「蝠」の字が「福」に似てるからとかそんな理由。)
価格帯は作家さんの見立て&諸経費&自己満足代などコミコミでフルに揃えて50万前後…?というわけで、ちょっと体型が変わったら着られなくなる海外ブランドのスーツよりはお買い得と言えるのか、顧客は若い子も多いです。でも色調が渋めだから、年輩の人でも充分いけるかと。
この道26年(だっけ?)とのことなので少なくとも若造wではないのですが、見た目は細身のアントニオ・バンデランスで、着てきてるジャケットの背中がスカル柄で、クロムハーツ系が好きで、ラテン系なのに京都弁でオヤジギャグ。自分も以前から「レオパード柄の小紋」などを見かけて、あぁ、これ長羽織にしたらイケそうだなぁ…なんて心の中でヨダレ垂らしていたのですが、生憎とウチの師匠の趣味ではないばっかりにいつも悲しく素通りを…。しかし縁あって一度一緒に仕事をしてみたら、なんと、あのウルサ型のうちの師匠が沈黙ですよ。とにかく井尻氏の直感力が凄いんだわ。反物の状態で「これはないわw」と思うものが、着る人の個性と組み合わせ次第で次々に大化けする様を間近で見て、自分も良い勉強になりました。
呉服屋のサイトにもあんまり情報がないので、画像については個人の方のblogを晒すことになりますがご容赦ください。おいらは折角写真を撮る機会があったのに、携帯しか持っていなかったせいで悲惨なことになってます。携帯写真は目の保養とは行かないかも知れませんが、お楽しみください。 http://plaza.rakuten.co.jp/mirabluemoon/diary/200602220000/
http://shuvi-do.jugem.jp/?eid=783
http://marokubi.blog103.fc2.com/blog-entry-275.html http://blog.livedoor.jp/iety77/archives/50755326.html
左上:白地にフェザー柄の小紋と黒い帯。丸く見えるのはスタッド
右上:分かりにくいけど蝶の小紋&お揃いの帯
左下:薔薇の訪問着と、シャンデリア柄の袋帯を角出しで。背中の柄がこんな豪華なのに、前から見ると胸の部分は無地。なので袖口の柄がすごく映える。で、視線を下にやると、裾は下前(通常は見えないところ)にまでゴージャスに柄が!これは良かったわ~。
右下:ご本人がshamrに見立ててくれた小紋は記号柄でした。なんで顔見ただけで好きそうなものがバレるんだろうw
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» 無題
お,面白そう〜(笑)作品よりも細身のアントニオ・バンデランスが見たい。
ゴスロリ方面は全く似合わない&興味薄な自分なので多分着こなすのは無理だと思うんですが、見てみたい度100満点です。すごい勉強になりそう。約一名やたらと似合いそうな知り合いいますよね(笑)
ゴスロリ方面は全く似合わない&興味薄な自分なので多分着こなすのは無理だと思うんですが、見てみたい度100満点です。すごい勉強になりそう。約一名やたらと似合いそうな知り合いいますよね(笑)
» Re:無題
ご本人はとても楽しい方なので、この路線がお好きな方にはぜひ一度見ていただきたいです。
そして約一名…いますね…!w
わざと裄丈短くしたりしてー、襦袢の袖にわざわざ付けたレースをチラ見せしたりしてー、なんて勝手に妄想が膨らみますw
しかしこのバンデランスの凄いところは、そういうアンティーク風の着付けをしなくても「レトロ風味、だけど完璧にモダン」という路線が出せる…というバランス感覚かも知れません。世の中にはホント、凄い人がたくさんいますね。
そして約一名…いますね…!w
わざと裄丈短くしたりしてー、襦袢の袖にわざわざ付けたレースをチラ見せしたりしてー、なんて勝手に妄想が膨らみますw
しかしこのバンデランスの凄いところは、そういうアンティーク風の着付けをしなくても「レトロ風味、だけど完璧にモダン」という路線が出せる…というバランス感覚かも知れません。世の中にはホント、凄い人がたくさんいますね。
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