想定読者は記憶をなくした自分。
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8/21は一人航空・宇宙祭りと称して横田基地の解放と、この映画のハシゴをすることに決めていました。時系列で言うと横田の方が先なのですが「月がなかったらこの子たちは今ここにいない」と映画を見て改めて確信したので、先にこの映画のことを書いておきます。<画像は本州初飛来のF-22> |
NASAによる宇宙開発の歴史をBBCが編集したもの。なので「ソユーズ」のソの字も出てきません(笑)。特に宇宙マニアというわけでもないせいか、見たことのない映像がたくさんあって本気で面白かったです。最初の船外活動で早速デブリ撒いていて笑いました。手袋落としたらもう少し慌てて欲しいw
技術面というよりはパイロットと、アメリカ国民の反応を中心にまとめてあります。華やかな祝賀パレードと同時刻、同じアメリカの若者が地球の裏側でベトコンの内蔵を引っこ抜いたり、抜かれたりしているんだけどなぁ…と微妙な気分になったところですかさずフォローが入るみたいな、ソツのない作りです。作業着の背中に入っている各社の大きなロゴを繰り返し見るにつけ、今までどれだけの金が国からこの業界に流れているかと想像すると気が遠くなりますね。もう抜け出すのは無理なんだろうな~。
86年のチャレンジャー事故はやっぱり時間割いて扱ってますね。オニヅカさんとマコーリフ先生懐かしいなー。帰還よりも注目を集める発射時の事故であり、全世界にほぼ生中継されたせいもあると思いますが、あれに比べたら'03年のコロンビア事故がローカルニュース級に思えるくらい、事故前・事故後とも凄い騒ぎだったことが分かります。ああいうショーアップってチャレンジャーが最後で、近年はめっきり地味ですよね。ギャラリーの歓声が沈黙に、やがて啜り泣きに代わって行ったように、宇宙開発が国威高揚とマスコミの視聴率稼ぎのための美味しいネタだった時代が終わった瞬間だったのかも知れません。(周回遅れで最近「当てつけで同じ日に神社参拝した」とか難癖&被害妄想で国民を纏めようとした国もありましたけどここでは放置。)
丁度「ナイトミュージアム2」で宇宙猿を見たばかりだったので、本物の猿との思わぬ再会につい笑いました。が、今にして思うとある意味良い時代だったのかも。今だったら「動物虐待だから打ち上げヤメロ」「CO2を排出するから打ち上げヤメロ」ってエコロジスト達の一部がNASAに爆弾投げ込に来るような気がする。
この世界に全く興味のない人を巻き込むパワーがあるかと言われると疑問ですが、最後に問いかけられた「知らないものは知らないままで良いという時代は来るのか」に対して「時代云々はよく分からんけどとりあえずアポロ9号発射の映像に写り込んでいた白い輪は光なのか雲なのか気になる」と思う、私みたいな人は行けばいいと思いますw ハッブルが撮ってきた超絶写真(google.co.jp)を大画面で見れられるチャンス!
エンディング曲についてはこちらの意見(belle-vue.asablo.jp)に100%同意。タイトルも原題の「Rocke Men」の方が分かりやすいんじゃないかな? 因みにこの映画のスポンサーはIHI(地元企業!)様です。これ見てエンジン作りたいと思ったちびっ子は、いっぱい勉強して大学出てIHIの入社試験を受けてくださいね。
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※この蝙蝠さん(afpbb.com)が最後の犠牲者であって欲しい(泣)。「凍っていない」っていうけど、氷でくっついちゃったのかな…。【映画感想】
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