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想定読者は記憶をなくした自分。
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きっと陸自の現用機が出演中!と思われるので映画版を見たいと思っていたのですが、先に見た人から「なんかプロ市民くさい。製作がテレビ朝日だからかな」という感想を貰ってしまいました。だから金払って後悔しないよう、地雷度を確認するために図書館で原作本を借りてきた。

結論から言うと、原作本から既にプロ市民臭が漂ってましたw すんごいね、ヒロインの精神力。"過去の歴史"清算ネタのあたり、日本と朝鮮がまるで戦争でもしていたかのような口ぶりなので、自分だったら耐え切れずに噴き出す自信あり。

だけど、この話のキモはそこじゃない。主人公と伍島一尉がお互いの職業と生き方について話す、という非常に短い会話があるのだけれど、この話の全てのポイントはここにあると言っていい。勿論、あの結末に向けての充分な説明にもなっているので、ここを見逃してしまうと全てがパアというくらい重要なところです。そして、相容れない相手だったはずなのに、そう思うに至るまでの主人公の気持ちの動きが読者の心を打つわけだ。よって、プロ市民臭のするパートも全てこの場面の裏付けになる要素の一つだと思えば、あれはあれで良いのです。

まあ別に難しく考えなくても、「吹雪で孤立した山に3つの勢力がいて、2つは武装したプロで自分たちの命を狙ってくる。こちらの武器はこの山に詳しいという一点だけ、さぁどうする!」 という山岳アクションものとして読めば良いと思います。伍島一尉がちょっとスーパーマンだとか、装備品で身元をバラす工作員だとか、氷点下で速やかに稼働 して、動く目標の急所を命中率100%でブチ抜ける携帯型ロケットって何だろうとか、そういう余計なことは考えない方がきっと楽しい。

 映画版も前述のポイントさえ外していなければ見られる内容になっているとは思うのですが、テレ朝が望む方向とはちょっと違うからなぁ…。微妙。
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